ドラマ「silent」の脚本家として一躍有名になった生方美久さん。
この記事では、生方美久さんの出身大学や高校などの学歴について調査してまとめていきます。
生方美久のwikiプロフィール
名前 | 生方美久(うぶかた・みく) |
生年月日 | 1993年5月10日 |
出身地 | 群馬県富岡市 |
職業 | 脚本家 |
作品 | 踊り場にて(2021年12月31日・フジテレビ) silent(2022年10月期・フジテレビ) いちばんすきな花(2023年10月期・フジテレビ) 海のはじまり(2024年7月期・フジテレビ) |
生方美久の学歴(高校・大学)
生方美久さんの学歴を調べてみたところ、以下の学校を卒業していることがわかりました。
- 出身大学は「群馬大学医学部保健学科看護学専攻」
- 出身高校は「高崎商科大学附属高等学校」
- 出身小・中学校は非公表
学生時代のエピソードとあわせて見ていきましょう!
出身大学は「群馬大学医学部 保健学科 看護学専攻」
- 群馬大学医学部 保健学科 看護学専攻
- 〒371-0034 群馬県前橋市昭和町3丁目39−22
- 偏差値:50.0
看護学専攻では、助産師コースの定員8名で、在学中に選抜試験が行われます。
助産師から脚本家へ転身
生方美久さんは、父親が薬剤師であったことから、自然と医療の道に進んだそうです。
大学卒業後は、
助産師として3年間勤務
しましたが、辞めるまでにはいろいろな葛藤があったのだとか。
助産師はやりたかった仕事ではあるけれど、周りに迷惑をかけている罪悪感や、
自分が担当することに対する患者さんへの申し訳なさを感じてしんどくなってしまったそうです。
大学時代は「映画監督になりたい」と考えていた生方さんは、
仕事でしんどくなると、映画やドラマなど「好きなもの」に逃げるようになり
「なんで私はこっちの世界を目指さなかったんだろう」
という気持ちがどんどん強くなっていったのだとか。
働きはじめて2年目で、「映像業界を目指そう」という決意が固まったといいます。
助産師を辞めたあとも、コロナ禍の影響で非常勤の看護師として働きながら、脚本を書き続け、
2021年『ヤングシナリオ大賞』を受賞しました。
出身高校は「高崎商科大学附属高等学校」
- 高崎商科大学附属高等学校
- 〒370-0803 群馬県高崎市大橋町237−1
- 偏差値:
高崎商科大学が運営する附属学校で、男女共学の私立校です。
普通科と総合ビジネス科があります。
『リリイ・シュシュのすべて』に影響を受ける
高校のときは帰宅部だったという生方美久さんは、
岩井俊二監督の『リリイ・シュシュのすべて』を観て映画に興味を持ち始めたそうです。
それまで、映画は”ポジティブでハッピーエンドなもの”と思っていた生方さんは、
この作品で、
”救いのないことや鬱屈したこと”など、リアルな世界を表現できることを知った
といいます。
当時は、地元に映画館が少なかったため、DVDをレンタルして映画を観ていましたが、
大学生になると、アルバイトで稼いだお金で映画館に通い色んな映画を観たそうです。
出身小・中学校は非公表
生方美久さんの出身小学校・中学校は、残念ながら公表されていません。
しかし、地元が「群馬県富岡市」であることから、その近辺の学校に通っていたと考えられます。
幼い頃から「真面目」だった
生方美久さんが小学生のとき、
授業で「14匹のネズミのお話を読んですきな場面の絵を描く」ということがあり、
クラスメイトたちの作品と差で自分の「真面目さ」に気付いた
のだとか。
生方さんは1枚の画用紙に14匹全員のネズミを描いたそうですが、クラスメイトたちは、
みんな14匹も描いてない。ネズミは描いてる。
さすがにネズミを描かないほど尖った小学生はいなかったが、みんな打ち合わせしたかのように、
画用紙の中に描かれたネズミは5匹とか、少ないと2匹とかなのだ。
引用元:Gingerweb
「14匹全員を描くことを優先し、何の場面なのかわからない絵を描いていた」
ということに気づき、
その真面目さに”恥ずかしい”と感じてしまったそうです。
モヤモヤした気持ちを「ブルーハーツ」が支えてくれた
生方さんは「真面目」という言葉に、「少し良くない印象を持つことが多い」と感じているそうです。
自分自身を
わたしはまさに、良い意味じゃない真面目だ。クソ真面目、みたいな言葉がちょっと似合う。
引用元:Gingerweb
と語っており、
「つまんないヤツ」という意味で言われる
「ちゃんとしてる」「しっかりしてる」「まじめ」という言葉にモヤモヤしていた
のだそう。
それでも、『きみはそれ。ぼくもそう』とだけ言ってくれるブルーハーツの音楽に心を救われたといいます。
それだけであの長い長い青くて痛い思春期が突破できた。生まれたからには生きてやろうと思えた。
引用元:Gingerweb
こういった、単純には考えられない複雑な感情が、生方美久さんの脚本には表されており
たくさんの人たちの心を惹きつけているんですね。
まとめ
生方美久さんの学歴と学生時代のエピソードを調査してみました。
ビジネス科のある私立高校から、群馬大学医学部に進学して助産師に。
そこから、好きだった映画に携わるため、
独学で学び、大ヒット作品を手掛ける脚本家になられていました。
人間の痛みや複雑な心情を、優しく美しい言葉にする生方美久さんの今後のご活躍も楽しみですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。