柔道家としてご活躍されている阿部一二三さん。
この記事では、阿部一二三さんの出身大学や高校などの学歴について調査してまとめていきます。
阿部一二三のwikiプロフィール
名前 | 阿部 一二三(あべ・ひふみ) |
生年月日 | 1997年8月9日 |
出身地 | 兵庫県神戸市 |
身長 | 167cm |
体重 | 66kg |
血液型 | O型 |
家族構成 | 5人家族 (父、母、兄、本人、妹[阿部詩]) |
階級 | 男子66kg級 |
所属 | パーク24柔道部 |
得意技 | 背負投、袖釣込腰(そでつりこみごし) |
趣味 | ゲーム、買い物(洋服) |
好きな食べ物 | 肉(焼肉) |
阿部一二三の学歴(高校・大学)
阿部一二三さんの学歴を調べてみたところ、以下の学校を卒業していることがわかりました。
- 出身大学は「日本体育大学」
- 出身高校は「神港学園神港高等学校」
- 出身中学は「神戸市立神戸生田中学校」
学生時代のエピソードとあわせて見ていきましょう!
出身大学は「日本体育大学」
- 日本体育大学
- 〒158-8508 東京都世田谷区深沢7丁目1−1
- 偏差値:47~59
日本体育大学は、トップアスリートを数多く輩出する名門大学のひとつ。
130年もの歴史があり、身体に関する文化や科学を学ぶことができます。
スポーツ好きはもちろん、スポーツの枠を超えた人材の育成に力を注いでいます。
- 北島康介(水泳)
- 高梨沙羅(スキー)
- 丸山桂里奈(サッカー)
- 内村航平(体操)
- 髙木美帆(スピードスケート)
- 千葉真一(俳優)
スポーツ推薦で日体大へ
阿部一二三さんは、2016年に日本体育大学へ進学しました。
高校時代までに柔道で実績があった阿部さんは、一般入試ではなく「スポーツ推薦」で入学したと考えられます。
数ある大学の中から日体大を選んだ理由について、
日体大の柔道は軽量級の層が厚く、練習環境も整っているなど、
総合的に見て自分に最も合う環境だと思った
からだといいます。
インタビューでも
と語っていました。
惜しくもリオ五輪の代表入りを逃す
大学1年生の4月に行われた「全日本選抜柔道体重別選手権大会」で、いきなり優勝を果たした阿部一二三さん。
しかし、
高校時代の戦績から惜しくも
リオデジャネイロオリンピックの代表入りを逃します。
ただ、この選抜体重別での勝ちっぷりが素晴らしかったことで、
阿部選手にチャンスを与えて、もう少し様子見をした上で代表を決めてもいいのでは?
と、強化委員から声が上がるほどの結果だったようです。
後に阿部さんは、
と前向きに語り、結果、妹の阿部詩選手とともに金メダルを獲得しています。
▼妹・阿部詩さんの学歴はこちら
快進撃を続けた大学時代
その後、数々の大会で優勝を重ねた阿部さん。
強さの理由として、
粗削りだった柔道を大学で修正でき、技術的にもレベルアップしたこと
を挙げています。
そして、大学2年生のときに行われた「2017年世界選手権」では見事金メダルを獲得。
なんと、6試合のうち5試合で一本勝ちという好成績で
20歳にして世界チャンピオン
となりました。
研究されてもその上をいく選手にならないといけない。
何をされても絶対に負けない強さを身につけたい
引用:時事ドットコムニュース
と試合後のインタビューで語り、強い向上心を見せています。
結果として、
大学3年の2018年には「世界選手権」で2連覇を果たし、
世界ランキング1位になるほどの実力者となりました。
出身高校は「神港学園高等学校」
- 神港学園高等学校
- 〒650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通4丁目19−20
- 偏差値:42~49
神港学園高等学校は、神戸市にある私立の男女共学高校です。
「特進コース」
「進学コース」
「総合進学コース」
「トップアスリートコース」
の4つのコースから希望のコースを選ぶことができます。
阿部一二三さんも所属していた柔道部のほか、
空手部や射撃部も全国大会常連校となるほど運動部が盛んなことでも有名です。
- 鶴岡一成(元野球選手)
- 駿河太郎(俳優)
- イーグル溝神(お笑い芸人「超新塾」)
恩師を信じた高校選び
中学時代には、日本代表のエース候補とみなされるほどの実力があった阿部さん。
ですが、名門校からの誘いを断り、
当時強豪校とは言えなかった神港学園神港高校への進学をあえて選択
しています。
理由は、
小学校からお世話になっていた恩師・信川厚監督に指導を仰ぐため
でした。
これが結果として、阿部一二三さんを大きく成長させることになります。
阿部さんのための特別メニューで覚醒
高校時代の柔道部では、試合前になるとすべての練習を阿部一二三さんに合わせた練習に変えたといいます。
打ち込みや投げ込みの相手、トレーナーまですべてを阿部のペースに合わせた。
引用:東スポWEB
と、信川厚監督は当時を振り返っています。
強豪校にはできない“阿部さんに特化した練習”を組んだことで、高校1年のときには全日本カデで優勝。
2年のときには、
インターハイで6戦6勝と敵なし状態
となった阿部さん。
この勝ちっぷりに、全日本代表監督の井上康生さんは
と賛辞を送っています。
数々のタイトルを獲得するも成果が出ないことも
また、高校時代にはシニアの大会である「柔道グランドスラム」や「講道館杯」などにも挑戦しました。
高校2年生の2014年に行われた「講道館杯」では、66kg級に出場し、男子史上最年少で優勝。
同じ年の「柔道グランドスラム東京」の66kg級でも、男子史上最年少で優勝します。
しかし、高校3年のときには思うような成果を残せないこともたびたびありました。
そんなとき、阿部一二三さんは
と言います。
さらに、
- 負けたことをどうプラスにしていくか?
- どうやってもっと強くなるか?
ということに目を向けていたそうです。
▼妹・阿部詩さんの学歴はこちら
まとめ
阿部一二三さんの学歴と学生時代のエピソードを調査してみました。
●出身大学は「日本体育大学」
→惜しくもリオ五輪代表入りを逃す
→粗削りだった柔道を修正
→20歳にして世界チャンピオン
→大学3年生で世界ランキング1位に
●出身高校は「神港学園神港高等学校」
→恩師に師事するため同校へ進学
→阿部さん中心の特別メニューで力をつけていく
→高校3年生では成績が振るわないことも
阿部一二三さんの今後のご活躍も楽しみですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ここならさらに強くなれると思えた